昨日は、渋谷のユーロスペースに映画を観に行きました。
レオス・カラックス監督の13年振りの長編新作が公開されるということで、今までの作品が期間限定で上映されています。
まずはこちら、「ポーラX」
1999年の映画で、今までにないほど、強烈な闇と、破滅へと向かう男の魂を描いた13年前の作品です。
観ているこっちも薄暗い森の中にずっといるような、息苦しさと、救いようのない暗い闇の中で疾走する愛を描いています。とにかく暗いですが、すごく綺麗でした。
そしてこちら、「汚れた血」
1986年の映画で、永遠に結ばれる事のない三角関係を描いています。
デヴィット・ボウイの「モダンラブ」が流れる中を駆け抜けるシーンや、ラストの主人公の疾走シーンなど、映画史に残る数々の名シーンを生んだ作品です。
27年も前の映画とは、思えない新鮮な映像でした。
そして、こちらも観ました。「ぼっちゃん」
社会から置いてけぼりにされる無気力な男の話です。社会から相手にされなくなり追い込まれていきます。
2008年の秋葉原の無差別殺傷事件の犯人と、主人公は少しリンクしているそうです。
個性的なキャストと個性的な映像でした。新しい印象を受けました。
ユーロスペースで過ごした休日でした。
勉強になった事は沢山あったと思います!
aya
0 件のコメント:
コメントを投稿